会社遅れます。とラインできました。私だったら既読スルーして、会社に来た瞬間にガン詰めですね。
会社やめます。とラインできました。私だったら、既読スルーして、アパートのピンポン押して、出てきた瞬間にガン詰めですね。そして、パワハラで訴えられて私が会社を辞めることになるでしょう。
そんなにもラインでほうれん草するのってダメなの?
ダメな理由が浮かばないのですが。強いていうなら、謝罪の仕方、仕事のやめ方というのは社会の常識というものがあり、その常識にそぐわないことはダメってことなんだろうと。
なんだろね、この訳のわからない非論理的な日本のルール。日本の敬語文化で、先に生まれただけで敬えって言われても、その理屈がわからなのとにてるよね。
非論理的なルールの一つに遅刻がある。遅刻はだめなんだって。学生時分バイトでたった5分の遅刻でとやかく言われるのが腹が立った。「遅刻をしてもしなくても、俺、いつも定時にあがらず、15分以上はサービス残業をしとろうが!」と言ったら仕事がやりにくくなるのを知っていたので言わなかったが、そんなに遅刻がダメな理由がわからない。くせに、部下が遅刻すると詰めるという私。私が一番非論理的なのだろうか。
ラインといえば、告白もラインでする若者がいると聞いた。
我々世代はラインで告白とかありえない。が、ガリレオ福山氏はいった。ありえない。なんてことはありえない。さすがモテ男の発する言葉である。福山氏がラインの告白をありだ。と言ったかは分からないが、なんでも否定せずに肯定で考える。なんでもやってみないと分からない。が信条である私。嫁がいる今となっては、ラインで誰かに告白することはさすがに不倫である。すみませんではすみませんので、趣味レーションでやってみた。ラインの文を考える。どのように、好きを伝えるか。数時間考えるだろう。消しては作って、作っては消して。なるほど、これはこれで、告白に一生懸命であることはわかってあげれる。作った文が400字という長文になってしまって、相手に「きもっ」と思われるかも。と、文字数を少なくし、「好きです」の4文字にしてみるが、気持ちが軽すぎて伝わらないかも。と悩む。このように趣味レーションすると、ただのラインの告白が、意外に奥が深い。気持ちを伝える”手段”として、一番簡単なのが、直接目を見て伝える。これが一番伝わると言われている。簡単というのは”手段”として簡単なだけで、伝えるということ自体は難しいことはいうまでもない。電話ごしの声のみは直接よりも当然伝わりにくいが、文のみともなればさらに難易度が上がると思う。謝罪のメール文を作る時も、相当気を遣う。申し訳ありません。と直接謝りに行った方が、それ以上の誤解を広げなかったり、直接出向くことで誠意という気持ちも伝わると思う。この角度から考えても、ラインで告白する、気持ちを伝えるということは挑戦であり、相当な努力が必要ということになる。ラインによる告白をただの臆病者と捉えていた自分がいたが、恋を成就するための文章の工夫と時間をかけているとなれば、それは、尊敬にも値する。
なんでも否定するのではなく、肯定の角度からみると、面白いことに気づくことがある。
この調子で、会社遅れます。を別の角度から見てみる。会社遅れると電話で連絡したとする。上司がもしかすると朝のミーティング中かもしれない。その大事な時間を私ごときの電話で時間を奪ってはいけないと思ったのかもしれない。はたまた、通信量がギリギリで、無料分でまかなえないという金銭的トラブルを抱えていたかもしれない。それを理解することで、もっと優しくなれる。
まとめると、このブログはつまりは、文字で私の考えや気持ちを伝えようとしているのだが、バシバシと心に響いていることと思うのだが、ここまで揺さぶる文章を書いている私はやはりすごいわけです。